Airbnbでホ⁠ス⁠テ⁠ィ⁠ン⁠グ収⁠入⁠を得⁠る方⁠法

空いているお部屋、別荘、留守中に貸し出せるマンション・アパートなどをご自身か知人の方がお持ちであれば、Airbnbに簡単にお部屋を掲載して、世界中の人々とつながることができます。しかし、Airbnbでホスティング収入を得るまでの流れは一体どのようなものでしょうか？

1. まずはお部屋を掲載する。掲載は無料で、Airbnbがいただく手数料は、宿泊料金のわずかな割合です
2. なりたいホストの種類を選択する（詳しくは追って説明します）
3. 料金設定を決める

ホスティングが自分に向いているかどうか、もう少し検討が必要ですか？5人のホストの方々に、ホスティングのヒントに加え、ご自身にとってのホスティングとは何かを紹介していただきましたので、ぜひご参考にしてください。

米アトランタでフォトグラファー兼小規模事業主として活躍するスーパーホストのEliseさんは、創造力を発揮できる新しい取り組みを探す中でホスティングに出会いました。不定期にタイニーハウスでホスティングすることで、創造力を発揮するという願いを叶えると同時に、その費用を賄うこともできました。

Eliseさんご夫妻が森の中のタイニーハウスに滞在しないときは、その居心地のよい空間にゲストをお迎えしています。現在、ご夫妻にとってはタイニーハウスでのホスティングが副収入を得る手段となっており、そこから旅行費用を賄ったり、2軒目のタイニーハウスに投資したりしています。

Eliseさんのホ⁠ス⁠テ⁠ィ⁠ン⁠グ⁠のヒ⁠ン⁠ト

• 迷わずにはじめてみる。100%準備できなくても、お部屋の掲載は無料です
• 蛇口の水漏れの修理やお部屋の装飾を手伝ってもらうなど、お友達や家族の力を借りて費用を削減する
• 宿泊施設の近くに住んでいない場合は、ゲストのチェックイン対応を手伝ってくれる人を探す

ホストアドバイザリーボードのメンバーであり、大阪でパートタイムのスーパーホストとして活躍するShinyaさんにとって、ホスティングは家業である天然繊維会社の取締役としてのフルタイムの仕事から離れて一息つけるよい機会です。

「ホスティングをとても楽しんでいます」とShinyaさん。「ホスティングを通じて、世界中の人とつながることができます。本業の繊維会社ではできない体験です」

Shinyaさんは家族で所有する2軒目の家を改装した後、2016年にホスティングをはじめました。宿泊施設はShinyaさんの自宅と同じ敷地内にあるので、オフィスでの仕事と上手くバランスを取りながら、ゲストの入れ替わりの際にお部屋を準備するのも簡単です。

「仕事の後の自由時間に、ゲストからの問い合わせに対応したり、必要なものがすべてそろっているか確認したりしています」とShinyaさんは言います。「ゲストの方々には、きちんと対応してくれていると感じてもらうことが重要です。それが自分自身にとっても非常に大きな喜びとなっています」

Shinyaさんのホ⁠ス⁠テ⁠ィ⁠ン⁠グ⁠のヒ⁠ン⁠ト

• ゲストからの注目度を高めて予約を増やすために、初期のホスティング収入はお部屋に投資する
• 平日にゲストの入れ替わりがあり、自分で清掃できない場合は清掃担当を雇う
• ゲストからのメッセージに簡単に返信できるよう、Airbnbアプリを使う

米ノースカロライナ州シャーロットのスーパーホストであるStarrさんは、金融と不動産関連の多忙な仕事と育児の両立に疲れ、変化を求めていました。安らげる場所を求めて週末ごとに地元の宿泊施設を訪れていたStarrさんと夫のBrianさんは、「自分たちにもこんな場所が作れたらいいな」と考えるようになりました。

共に長年にわたって家の改装と不動産の転売に携わってきた中で培った経験を活かし、ご夫妻は試しにAirbnbに宿泊施設の1つを掲載しました。今では、新進のブティックホテル兼リトリートスペースである「オールド・ヘイグラー・イン（Old Haigler Inn）」の一部として、シャーロット地区のリスティングを5つ掲載しています。

Starrさんはついに金融の仕事を辞めてホスティングビジネスに専念できるようになりました。「ゲストの方々に家族でつながる場所を提供できることがうれしいです」とStarrさんはビジネスの成長について語ります。

Starrさんのホ⁠ス⁠テ⁠ィ⁠ン⁠グ⁠のヒ⁠ン⁠ト

• 料金は自由に設定できるため、はじめは低く設定し、高評価レビューを数件獲得した後で上げるとよい
• 同じエリアの他のホストの料金設定を調べる
• ゲストの入れ替わりの際にお部屋の準備にかかる費用を計算し、その情報をもとに料金を追加する

「ずっと旅行者を受け入れて街を案内したいと考えていたので、Airbnbを試してみようと思いました」と話すのは、リトアニアのカウナスでホスティングをしているParthさん。「素晴らしいロケーションにアパートがあり、ゲストルームもあります」

ホスティング体験をとても気にいったParthさんは、あるとき友人から複数の宿泊施設の補助ホストになってほしいと頼まれ、大喜びで引き受けました。「私の仕事はスケジュールがとても柔軟なので、必要に応じて清掃業者の管理やゲスト対応を行うなど、補助ホストとしての業務を行えるんです」とParthさん。

現在Parthさんは、補助ホスティングに専念していて、ご自身のお部屋は掲載しいていませんが、補助ホストとして働けることに感謝しているそうです。「Airbnbを通じてたくさんの素晴らしい人々と出会えます」とParthさん。「いつも周りの人たちに言っているのですが、自分のお部屋を掲載しなくても、ホスティングコミュニティに加わることはできるんです」

Parthさんのホ⁠ス⁠テ⁠ィ⁠ン⁠グ⁠のヒ⁠ン⁠ト

• リスティングの説明文を正直に書くことで、ゲストに知っておいてもらいたい情報を事前に伝え、ゲストから高評価レビューをもらえるようにする
• 税金や地域の規制に関するサポートは訓練を受けた専門家にお願いする
• 「受取金」とよばれる支払いをAirbnbから受け取れるよう、支払い受取方法を選択する（受取金はゲストのチェックイン予定時刻の24時間後にAirbnbから送金されますが、選択した支払い受取方法とお住まいの地域によっては、入金が反映されるまでに最長7日かかる場合があります）

Airbnbでホストになるには、実際のお部屋を掲載する以外の方法もあります。世界中の方々が体験ホストとしてAirbnbコミュニティに参加しています。体験ホストはゲストに宿泊施設ではなく、楽しく魅力的な体験を提供します。Airbnb体験を通じて、旅行者は現地の文化を深く味わうことができます。

「『グラミー賞受賞者によるプライベート音楽レッスン』という体験をホスティングしています」とBurtさん。「自分の音楽スタジオで1対1のセッションを実施して、音楽制作やエンジニアリングの技術、ラップのスタイル、歌手やソングライターとしてのスキル、DJの腕前などを磨く手助けをしています」

Burtさんは、体験のホスティングを通じて収入アップを実現しながら、人々が潜在的に持つ創造力を伸ばすお手伝いができています。

「Airbnbで好きなことをホスティングするのは、自分のビジネスを運営するようなものです」とBurtさん。「通常、ビジネスを立ち上げる場合は、事業登録だけでなく融資や資本が必要となり、そうそう誰でも簡単にはじめられることではありません。しかしAirbnbなら、アイディアと10ドルさえあればできるんです」

Airbnbでホスティング収入を得る方法についてさらに詳しく知りたいですか？