チェックイン手続きを簡素化する

チェックインの段階で滞在全体の印象が決まることもあります。宿泊先を迷うことなく見つけ、簡単に入室できるようにしましょう。ストレスなくチェックインできるようにすることが、高評価レビューにつながるカギとなります。さっそくチェックイン成功の秘訣を見てみましょう。

何のトラブルもなくゲストが入室できることが理想ですが、毎回想定通りに事が進むとは限りません。旅行中の想定外の出来事に備える一番の対処方法は、ゲストとしっかりとコミュニケーションを取ることです。

ホストが直接出迎えることになるのか、それともセルフチェックインなのかを、事前にゲストに伝えておきましょう。到着予定時刻を尋ね、何かあったときの連絡先を伝えておきます。

「ゲストには到着前に感謝の言葉とハウスマニュアル、車でのアクセス方法を書いて送っています」と話すのは、米メイン州ペノブスコットのスーパーホストAnnさん。

チェックイン方法は、ご自身のホスティングスタイルや対応可能状況を考慮した上で選ぶことが大切です。ゲストの到着に立ち会い、鍵を直接渡し、宿泊先を案内するのを好むホストもいれば、セルフチェックインの手軽さを好むホストやゲストもいます。

セルフチェックインが利用可能かどうかは、リスティングの詳細に記載できます。検索条件としてセルフチェックインを指定するゲストもいるため、可能な場合は、記載しておくことをおすすめします。また、予約設定で、チェックインとチェックアウト時間を指定することもできます。

当日直接出迎える場合も、セルフチェックインを可能にする場合でも、チェックイン手順の詳細をリスティングに記載して、ゲストがスムーズに到着できるようにしましょう。

「リスティング」タブの「ゲスト向け情報」セクションにチェックイン手順を追加しておくと、到着の3日前からゲストが「旅行」タブで確認できるようになります。また、チェックインの48時間前以降は、リスティングまでの道順とWi-Fi情報とあわせて到着ガイドでチェックイン手順を確認することができます。

ゲストを温かく迎え入れることは、チェックイン手続きの最後のステップであり、一番大事なステップとも言えるでしょう。「従来型のホテルよりも、人のぬくもりが感じられる滞在が目標です」と語るのは、クリーブランドのホストChrisさん。質問にはなるべくすぐ答えるようにしています」と話します。ゲストを温かく迎え入れるための具体的な方法をいくつかご紹介します。

• Wi-Fi：ほとんどのゲストは、到着後にまずWi-Fiパスワードを探します。目立つ場所に掲示するようにしましょう。
• ハウスマニュアル：確認しやすいように印刷したものを用意しておき、駐車方法やアメニティ・設備に関する重要な情報、電化製品の使い方のヒントなどを記載しておきましょう。
• ガイドブック：おすすめのレストランや地元のハイキングコース、アクセシビリティ対応のアクティビティなど、お気にいりの場所を紹介するガイドブックを作成しましょう。
• 歓迎のメッセージ：ゲスト個人に宛てた手書きのメッセージを用意しておくと、喜んでもらえるはずです。
• フォローアップ：到着後のタイミングでゲストに連絡を取り、快適に滞在できる環境が整っていることを確認しましょう。直接出向いてもよいですし、SMSやAirbnbのメッセージを利用するのでも構いません。