宿泊施設でのパーティーの防止に役立つヒント

世界的なパーティー禁止ルールおよびトラブル回避の戦略について、詳細をご確認ください。
投稿:Airbnb2020年7月1日
1分で読めます
更新日:2022年7月25日

注目ポイント

  • パーティーおよびイベントに関するAirbnbのポリシーに基づき、ゲストにパーティーの開催意志があることを裏付ける証拠を提出した場合、ホストはペナルティ免除で予約をキャンセルできる場合があります

  • ゲストに対する期待事項を設定し明確に伝えることは、トラブルを避ける上で役立ちます

Airbnbは、ホストとゲストのみなさまの安全を最優先に考えています。Airbnbに掲載中の宿泊施設で手に負えない行為が行われることを防ぐため、Airbnbでは、誰でも自由に参加できる集会を含む、周囲の迷惑となるようなパーティーやイベントを禁止しています。

2020年8月にAirbnbが世界的なパーティーおよびイベントの禁止ルールを導入して以来、パーティーに関する報告が前年比で44%減少しました。同ルールは、ホストのみなさまやコミュニティリーダー、自治体の議員の方々にも好評を博しています。

Airbnbは、すでに数百回のホスティングを経験されている方にも、ホスティングをはじめたばかりの方にも、安心してゲストをお迎えいただきたいと考えています。ここでは、パーティーの開催を抑制し、関連するリスクを減らすための6つの方法をご紹介します。

1. パーティー禁止の仕組みを理解する

問題の発生を未然に防げるよう、Airbnbのパーティーおよびイベントに関するポリシーをお読みいただくことをおすすめします。重要ポイントは次のとおりです。

  • 近隣の迷惑となるパーティーやイベント、および誰でも自由に参加できる集会は許可されていません。
  • 特定の国と地域を対象に、低評価レビューがある、もしくは高評価レビューが3件に達していない25歳未満のゲストによる、居住地域内での「まるまる貸切」予約を制限しています。
  •  
  • 主に新型コロナウイルスに関連する公衆衛生上の懸念に対応するため、Airbnbが2020年に導入した16人の宿泊人数制限は、今後数か月で解除される予定です。
  • デザイナーズホテルなど、従来型ホスピタリティ施設のホストのみなさまは、ご自身の裁量で適切なイベントの開催を許可していただけます。
  • ホストのみなさまは、本ポリシーに違反する集会を許可することはできません。

Airbnbのポリシーの違反が確認されたゲストおよびホストに対しては、しかるべき措置を講じる場合があります。

2. あらかじめゲストにルールを伝えておく

リスティングの説明ハウスルールを更新し、ゲストに知っておいてもらいたい情報が予約前に伝わるようにするとよいでしょう。また、宿泊予約に含まれていないゲストによる宿泊施設への立ち入り可否について明確にしておきましょう。特に、多数のゲストが滞在可能なリスティングを提供している場合や、プールや広い屋外エリアがある場合は、ルールを明記しておくことが大切です。

3. ゲストの情報を確認する

ゲストと明確なコミュニケーションを取ることは、ホスト自身や宿泊施設、地元コミュニティの安全確保につながります。予約リクエストを受けた際や予約が確定した時点でゲストの情報を確認し、ゲストの訪問に関する次のような基本的な質問をしてみましょう。

  • ご旅行の目的は?
  • 一緒に滞在される方はいらっしゃいますか?
  • ハウスルールを読んだことをご確認いただけますか?

この機会を活用し、静かにすべき時間など、特に強調しておきたいハウスルールについてゲストに再度伝えておくこともできます。また、騒音、駐車場、公衆衛生に関する地域の法律や制限事項を共有することもできます。

4. ご近所に配慮する

ご近所の方にゲストが滞在することを伝えておきましょう。万が一問題が発生した場合に備え、信頼できるご近所の方最低1人にホストの連絡先を伝えておくことを検討しましょう。

ご近所の方が懸念を抱えている場合は、ゲストのうち圧倒的多数は問題を引き起こさないことを伝えて不安を取り除きましょう。実際、2021年に世界中で行われたAirbnbの予約のうち、99.92%で安全に関する問題は報告されていません。*

 

5. ゲストがホストに連絡できる環境をつくる

セルフチェックインを提供している場合でも、ホストへの連絡が可能である旨をゲストに示すことができます。チェックイン時とチェックイン前後に実行できる対応は以下のとおりです。

  • 緊急時の電話による連絡方法をゲストに伝えておきましょう。何か問題があった場合に対処しやすくなります。また、迅速な対応はゲストに喜ばれます。
  • 必要に応じて、ホストまたはホストの代理がリスティングを訪問できる旨を伝えておきましょう。宿泊施設の近くにお住まいでない場合は、必要に応じて直接ゲストを訪問できるリスティング管理者または補助ホストを指定しておくのが賢明です。

6. 心配な場合は予約をキャンセルする

ゲストがパーティーを開催する疑いがある場合は、チェックイン前にペナルティ免除で予約をキャンセルすることができます。この場合、Airbnbに対して、ゲストからのメッセージやその他の書類など、ご自身の判断を裏付ける証拠の提出が求められます。

たとえば、宿泊施設の近くに住むゲストから、直前になって週末に1泊だけ予約が入ったとします。さらにそのゲストから、友人数名分の路上駐車スペースがあるかどうかの質問メッセージが届き、また、このゲストに対する別のホストからのレビューでパーティーについて触れられていた場合、当該ゲストからのメッセージとレビューをAirbnbに提出いただければ、ペナルティ免除で予約をキャンセルできる場合があります。

今すぐ予約」を受け付けているホストの方で、年間3回のキャンセル上限に達していない 場合は、オンラインでキャンセルできる可能性があります。ゲストのチェックイン時刻まで24時間を切った予約をキャンセルするには、Airbnbまでご連絡いただく必要があります。

安全およびホスティングに関する期待事項について詳しくは、Airbnbのコミュニティポリシーをご確認ください。

*2021年1月1日~12月31日のAirbnb社内データに基づく。

本記事の掲載情報は、公開後に変更されている場合があります。

注目ポイント

  • パーティーおよびイベントに関するAirbnbのポリシーに基づき、ゲストにパーティーの開催意志があることを裏付ける証拠を提出した場合、ホストはペナルティ免除で予約をキャンセルできる場合があります

  • ゲストに対する期待事項を設定し明確に伝えることは、トラブルを避ける上で役立ちます

Airbnb
2020年7月1日
役に立ちましたか?