リスティング写真をアップグレードしましょう

Airbnbリスティングの注目度を高める5つのヒントをプロのフォトグラファー2人がご紹介します。
投稿:Airbnb2022年7月26日
4分で読めます
更新日:2022年7月26日

注目ポイント

  • お部屋の個性を表すカバー画像を選びましょう

  • お部屋を片付けてから、目線の高さで、構図をよく考えて写真を撮りましょう

  • ホスティングをレベルアップに役立つ完全ガイドでさらなるヒントを得ましょう

    宿泊先を選ぶ際、写真はゲストにとって大きな決め手の1つであることはご存知ですか?写真のクオリティは、宿泊先を探すゲストが検索結果でリスティングを見つける頻度にも影響します。つまり、クオリティの高い写真はホスティングビジネスに不可欠な要素といえます。

    プロの写真家でスーパーホストでもあるJeffさんとCandidaさんは、クリエイティブな才能を活かし、米カリフォルニア州ジョシュアツリーにある砂漠のお家「El Rancho」でゲストからたくさんの予約を受け付けています。秘訣は、実際と同じぐらいに美しくお部屋を撮影することです。

    こちらの記事では、エキスパートの2人に聞いたリスティング写真のクオリティを向上させるためのヒントをご紹介します。

    写真家でありスーパーホストでもあるJeffさんとCandidaさんが、素敵な写真でお部屋の注目度を上げるヒントを紹介しています。

    1. すっきりと片付ける

    お部屋の写真を撮るときは、必ず片付けましょう。「散らかった部屋を片付けずに写真を撮る人が多いことに驚くことがあります」とJeffさんは言います。「自分たちは居住空間をいつも片付いた状態にしているので、余計なものが写らない望みどおりの写真を簡単に撮れるようになりました」

    ただし、お部屋からすべての物をなくすべきということではありません。「人の気配が感じられるものが写るようにしてください」と、Candidaさんは言います。たとえば、ブランケットを敷いたり、本を数冊積み重ねておいたりすることで、よりあたたかな雰囲気をつくることができます。

    2. カバー写真を決める

    お部屋のカバー写真は、検索結果やリスティングページで旅行者に最初に表示されます。第一印象がよくなるように工夫しましょう。

    「ほかのリスティングにはない自分のお部屋のセールスポイントを考えてみましょう。お部屋のどのような点が特別ですか?ゲストはリスティングの写真を見て、そこに泊まることを想像できると思いますか?Airbnbのほかのリスティングを見て、ヒントを得たり、どのような写真が効果的かを学んだりしましょう」とCandidaさんはすすめます。

    また、宿泊施設の屋外スペースを引きで撮った写真など、予約を検討するゲストの興味を引きそうな特別な場所があれば、必ず撮影しましょう。

    3. 光源を探す

    「素敵なリスティング写真を撮る秘訣は光にあります」とCandidaさん。お部屋を適切な光のもとで撮影するためのコツをいくつかご紹介します。

    • 光を観察する。1日を通して、部屋の中や外の自然光の様子を観察し、異なる環境で撮影を試してみましょう。
    • 夕暮れどきや夜明けに撮る。屋外で撮影する場合は、日の出直後や日没直前のゴールデンアワーに撮影しましょう。この時間帯は柔らかい光が差し込み、直射日光が減るため、リスティングにあたたかみのある優しい印象を与えてくれます。
    • 自然光を使う。室内で撮影する場合は、1日のうちで最も直射日光が入り、自然光の量が多い時間帯を選びましょう。人工的な照明は、写真に撮ったときの印象が強すぎる傾向があるため、どうしても必要な場合にのみ使いましょう。
    • フラッシュを使用しない。人工照明と同様、フラッシュを使用すると写真の印象が強くなりすぎることがあります。撮影する部屋に自然光が入らない場合は、明かりをつけて居心地のよさを演出しましょう。

    4. 構図を考える

    写真のクオリティを上げるには、写真の構図(写真の向きや大きさ、配置、対称性などの要素)が被写体と同じくらい重要です。ここでは、構図を考える際のヒントをいくつかご紹介します。

    • 被写体を中央に据えて撮る。写真は、Airbnbのリスティングページや検索結果に適したサイズにトリミングされます。重要な要素が切り取られてしまわないよう、メインの被写体を写真の中央に配置しましょう。「リスティングで特に気にいっている点がある場合は、写真の中央に配置して、目が行くようにしましょう」とJeffさんは言います。
    • 目線の高さに合わせて撮影する。上下左右の傾きをなくし、水平を保って撮影することで、写真のバランスがよくなり、実際に近い状態をゲストに感じてもらえるようになります。
    • 三分割法を活用する。「フレームを三分割すれば、写真の要素を配置して構図を決めるためのガイドに使用できる」とJeffさんは言います。
    • さまざまな写真を撮影する。部屋の広さを理解してもらうには引きで撮った写真が理想的ですが、テレビやエクササイズ用のバイクなど、特定の被写体に焦点を当てる場合は、中距離で撮るのが最適です。お部屋の個性が伝わる細かい要素を写す場合は、寄りで撮りましょう。
    • つながりを持たせる。リスティングの写真ギャラリーをガイド付きツアーととらえ、予約を検討するゲストに、各部屋がどのようにつながっているかを写真で紹介しましょう。

    5. お部屋を紹介する

    何を撮影して何を撮影しないかについては、ゲスト目線で考えてみましょう。

    「伝えたいストーリーが最もよく伝わる写真を厳選することが大切です」とCandidaさん。「ゲストはお部屋のどのような点を気にいってくれるのか。ゲストにあらかじめ伝えておいたほうがよい点は何か。細かい部分も伝えながら、お部屋全体の雰囲気も伝えるにはどうすればよいか、などを考えて選ぶとよいです」

    ストーリーを伝えるには、周囲の様子がわかるような引きの写真も必要であることをぜひ覚えておいてください。「すべての写真をリスティングに関するものでそろえる必要はありません」とJeffさんは言います。たとえば、近場のハイキングコースや近所の素敵なカフェの写真などを掲載するのもよいでしょう。

    最も重要なことは、予約を検討するゲストの方々が滞在先をイメージしやすいよう、クオリティの高い写真を使用してリスティングやご近所を紹介することです。リスティングのよさを伝え、予約を獲得し、記憶に残る滞在を提供できるようにしましょう。

    本記事の掲載情報は、公開後に変更されている可能性があります。


    注目ポイント

    • お部屋の個性を表すカバー画像を選びましょう

    • お部屋を片付けてから、目線の高さで、構図をよく考えて写真を撮りましょう

    • ホスティングをレベルアップに役立つ完全ガイドでさらなるヒントを得ましょう

      Airbnb
      2022年7月26日
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