正確な立地情報を提供して、リスティングについて的確に伝えよう
リスティングの立地は、ゲストが予約を決める上で重要な判断材料となり得ます。そして予約確定後には、スムーズにチェックインできるようゲストに具体的な所在地情報を伝える必要があります。
正確な立地情報を追加する
Airbnbのリスティングページには、正確な立地情報を表示することが非常に重要です。また、同様の情報をリスティングの説明文にも記載することをおすすめします。ケニア、ナイロビのホストアドバイザリーボードメンバーJulietteさんも、リスティングの説明文に立地情報を記載していると言います。
最初の予約を承認してからは、所在地を変更することができなくなります。その後、変更を希望される場合は、コミュニティサポートにお問い合わせいただく必要があります。
ゲストが当日迷わずたどり着けるようにする
チェックインを控えたゲストにリスティングの所在地について案内する上で、伝える情報が細かすぎるということはありません。ゲストとGPS座標を共有していると語るJulietteさんは、リスティングの門の色やそこに書かれているものなど、詳細な情報も共有しているそうです。
また、ゲストが当日リスティングを見つけられない場合に備えて、チェックインの時間帯は対応できるよう待機していると言い、「ゲストには連絡先を伝えているため、何か問題があった場合は通常電話がかかってきます」と話します。
周辺エリアや駐車場などの詳細情報は、リスティングの説明文に記載できます。地図情報とともにこうした情報があれば、ゲストは宿泊先についてより的確にイメージでき、安心して予約するかどうかを決められます。
概略位置か詳細な所在地かを選ぶ
ホストは、次の2つからAirbnbの検索結果における所在地の表示方法を選ぶことが可能です。
- 概略位置:リスティングの地図には、リスティングの所番地から半径約1km未満の周辺エリアが表示されます。
- 詳細な所在地:地図には、リスティングの最寄りの交差点上にピンが立てられますが、厳密な位置が表示されるわけではありません。ピンがずれている場合は、地図をドラッグして正しい位置に調整できます。
リスティングの所番地は、予約が確定するまでゲストに公開されることはありません。なお、デフォルトでは概略位置が表示されるように設定されています。
詳細情報を追加する
ゲストがリスティングを見つけるのに苦戦すると思われる場合は、玄関のドアに番地プレートなどを付けるか、車寄せにより明るい照明を設置することを検討しましょう。
場合によっては、ちょっとした工夫が必要になることもあるかもしれません。「私たちの土壁の家は見つけにくい場所にあります。通りの構造もほかと少し異なるため、リスティングまで案内する人が必要です」とインド、ニューデリーのホストアドバイザリーボードメンバーのKeshavさんは言います。
ゲストが助けを借りず簡単にチェックインできるよう、問題解決に取り組んできたKeshavさんは「まず、常設できる小さな案内板を目印として大通りに設置する方法を検討するところからはじめました」と語ります。
選択肢を考慮する
所在地を含むリスティングの詳細情報は、ゲストに滞在のイメージを伝え、自身のニーズに合うかどうかを判断してもらうための材料になります。また、こうした詳細により、ゲストはより安心して予約できるようになり、ホストは否定的なレビューを回避できるようになります。
たとえば、ゲストは、最寄りの停留所までの距離や、ビーチフロントの宿泊施設が砂浜のすぐそばにあるかどうかを確認したいと思っているかもしれません。検索結果に詳細な所在地を表示させることで、リスティングがゲストにとってより魅力的に映る可能性があります。
一方で、概略位置の設定のままにしておけば、プライバシーやセキュリティの気になる点に対処しやすくなります。そのため、検索結果での表示をリスティング周辺のエリアに限定することが、ホストとゲスト双方の安心感につながることもあります。