テキサス州のホストが自宅を難民ファミリーに開放した理由

大きな転換期の中にある家族を迎えたオープンホームのホストについて学びましょう。
投稿:Airbnb2018年6月15日
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更新日:2023年8月24日

注目ポイント

  • Airbnbのオープンホームプログラムは難民支援団体と連携し、新しいコミュニティで新生活をはじめる難民の方々をサポートしています

  • ダラスのホストLindaさんはMohammedさん一家を自宅に迎え入れ、不変の友情を築きました

オープンホームが「Airbnb.org」になりました

Airbnbのオープンホームプログラムはこの度、アメリカの内国歳入法第501条C項3号に基づく非営利団体「Airbnb.org」に新しく生まれ変わりました。これまでオープンホームのコミュニティを共に築いてくださったホストのみなさまに感謝を申し上げるとともに、この新たなステージを一緒に迎えられることを大変うれしく思っています。

多くのAirbnbホストのみなさまが、世界中から訪れる旅行者に宿泊先を提供するという一般的なホスティングの枠を超え、さらに踏み込んだ取り組みに参加していらっしゃいます。コミュニティのみなさまの温かく寛大な姿勢に動かされて、Airbnbは数多くの難民支援団体と連携し、住む場所を失った難民の方々のための滞在先確保を大規模に支援してまいりました。

誰もがどこにでも居場所のある世界をつくるのは、ホストのみなさまです。ダラスのスーパーホストであるLindaさんも、まさにそのひとり。難民ファミリーを2週間ホスティングできるかどうか電話で相談を受けたとき、Lindaさんは迷わず引き受けました。「自分なりに声をあげるための前向きな手段だと思ったんです」とLindaさんは振り返ります。

Mohammedさんが、妻と幼い息子を連れて到着すると、二家族の間にはたちまち絆が生まれました。Mohammedさんはイラク戦争中、ネットワーク管理者兼翻訳者として米陸軍基地に勤務していました。しかし、米国を支援するという職務が、彼の生活を脅かすようになってしまったのです。

ホストとゲストとしてはじまった二家族の関係は、生涯変わらない友情へと発展し、お互いの世界観をすっかりと変えるほど心に残る感動を残しました。

2週間の滞在が終わった後も、アパート探しや家具の設置の手伝いなど、Lindaさんとそのご家族は支援を続けました。また、Mohammedさん一家の希望に合う引っ越し先を探せるように、もう1か月、無償でホスティングすることも決めました。その1か月の間、Lindaさんの夫が家賃交渉を手伝い、さらにLindaさんが通う教会のユダヤ人コミュニティからの寄付金をもとに、新しいアパートに必要な家具一式をそろえることもできました。

Mohammedさん一家が新居に引っ越してからも、Lindaさんたちからの惜しみない支援は続きました。Lindaさん夫妻は多くの友人たちの助けを借りながら、Mohammedさん一家のために車の購入資金を調達したのです。さらに教会の厚意により、お子さんが保育園に通えることに。Lindaさん夫妻が招いたブランチのおかげで、Mohammedさん一家は再出発を支えてくれた人々と実際に会い、交流することもできました。

MohammedさんはLindaさんを実の母親のように慕っていて、アパートに引っ越した後も両家は定期的に集まっているそうです。それまで別々の人生を歩んできた彼らは家族のような間柄になったのです。

見知らぬ土地での新生活には、誰しも大きな不安を感じるものです。Mohammedさんは、この小さなコミュニティが文化や習慣の異なる自分たちを温かく迎え入れ、敬意を持って接してくれるとは思ってもみなかったと語っています。Airbnbを通じてLindaさんとそのご家族に出会ったことで、Mohammedさん一家は心安らげる居場所を見つけたのです。

発展を続けるコミュニティに参加して、支援の輪を広げましょう。

本記事の記載内容は、公開後に変更されている可能性があります。

注目ポイント

  • Airbnbのオープンホームプログラムは難民支援団体と連携し、新しいコミュニティで新生活をはじめる難民の方々をサポートしています

  • ダラスのホストLindaさんはMohammedさん一家を自宅に迎え入れ、不変の友情を築きました

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2018年6月15日
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