医療滞在の方々を受け入れる際のヒント
注目ポイント
医療滞在の方々にとって、宿泊費は膨大な負担となることがあります
オープンホームプログラムは信頼のおける非営利団体と連携し、治療が必要な患者さんとそのご家族が無償で一時滞在できる宿泊先を提供しています
オープンホームがAirbnb.orgになりました
Airbnbのオープンホームプログラムは、内国歳入法第501条C項3号に基づく非営利団体「Airbnb.org」に新しく生まれ変わりました。オープンホームのコミュニティづくりにご協力いただき、ありがとうございます。この新たなステージを一緒に迎えられる喜びでいっぱいです。
医療滞在では、心身共に非常に重要なサポートを患者の方々に提供するため、ご家族、パートナーやその他大切な人、介護者が同伴することが少なくありません。ただし渡航費用と滞在費が大きな壁となり、ひとりの力では乗り越えられないこともあります。
Airbnbのオープンホームプログラムは、患者さんや付き添いの方々に宿泊先を提供することで、費用負担を軽減するお手伝いをしてまいりました。治療や療養のために滞在する方々に初めてリスティングを提供する際は、お部屋の準備方法で不明な点も多いことと思います。
そこで、医療滞在の非営利団体責任者および経験者のご家族に、受け入れまでの流れについてうかがいました。ぜひ続きをお読みになり、回復に必要な心地よい空間を提供する方法をご確認ください。
到着前にゲストとはどのように連絡できますか?
フィッシャーハウス財団、骨髄移植・がん研究財団などの非営利団体から予約リクエストが届いた後に、お部屋についてさらにお問い合わせがくることがあります。また、連携の非営利団体から審査を受けたゲスト個人から直接お問い合わせや予約リクエストが届くこともあります。
予約を確定させる前に、非営利団体や、場合によってはゲストと直接メッセージを交換しながら、空いているお部屋やリスティングが先方のニーズに合うか検討しましょう。
ベッド情報、シャワーとバスタブが利用可能かどうかなど、滞在に必要な詳細情報を伝えることもできます。ほかにもエレベーターの有無、車いすでの入室の可否、医薬品やその他の私物を保管する専用スペースの有無も、予約前の段階で伝えておきたい情報です。
滞在者にどのような質問すればよいでしょうか?
同行人数、および滞在中に必要なプライバシーの程度を尋ねると、どのように対応すべきかをより具体的にイメージできます。スムーズな滞在に必要な補足事項(バイリンガル対応可能な家族、玄関までのわかりやすい道順、Wi-Fiパスワードが確認できる場所など)があれば、ぜひ伝えましょう。
ゲストに歓迎の気持ちを伝えるには何ができますか?
最もよく聞くのは、肌触りのよいシーツと清潔なタオルが用意されていて、扇風機やヒーターが使えるとホッとする、という声です。ほこりやペットの毛に敏感で、プロが清掃したお部屋が必要という方もいますし、症状や季節によっては、室温を一定に保てるエアコン、カーテンやブラインドが必要な方もいます。特定のゲストが求める清掃基準を知りたいときには、いつでも予約リクエストの送信主にメッセージを送って確認することができます。
治療中のゲストに、自宅にいるような安心感を持ってもらうには、どうすればよいですか?
このようなゲストの場合、医療機関との往復に1日の大半を費やすこともあるため、滞在中は買い出しなどの手間が減るアイテムをとても喜んでくれます。ほかにも携帯サイズのウォーターボトルや手軽なスナック、感謝やお見舞いの気持ちを記入できるカード、シンプルな洗面用品を喜ぶゲストもいますし、基本的な食材、インスタント食品(オートミール、コーヒーなど)、本・雑誌も好まれるアイテムです。
付き添いのご家族の多くは、病院で長い1日を過ごします。1日の終わりに羽を休めてリラックスできるお家があれば、本当に大きな励みになることでしょう。
広がり続けるコミュニティに参加して、支援の輪を広げましょう。
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医療滞在の方々にとって、宿泊費は膨大な負担となることがあります
オープンホームプログラムは信頼のおける非営利団体と連携し、治療が必要な患者さんとそのご家族が無償で一時滞在できる宿泊先を提供しています