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    ハリケーン避難者を温かく受け入れたフロリダのホストをご紹介します

    Airbnbホストが、嵐の中で離ればなれになっていた家族を再会させました。
    投稿:Airbnb2019年8月26日
    4分で読めます
    更新日:2020年12月7日

    注目ポイント

    • オープンホームプログラムを通じて、ホストのBobさんとJuanさんは、ハリケーン「イルマ」と「マイケル」の到来時に、被災者に無償で宿泊施設を提供しました

    • ハリケーン「マイケル」の到来時に離れた所にいたある家族が、BobさんとJuanさんの宿泊施設で再会を果たしました

    • Airbnbホストが、今後の計画を立てる家族のためにくつろげる避難所を提供しました

    オープンホームが「Airbnb.org」になりました

    Airbnbのオープンホームプログラムは、内国歳入法第501条C項3号に基づく非営利団体「Airbnb.org」に新しく生まれ変わりました。オープンホームのコミュニティづくりにご協力いただき、ありがとうございます。この新たなステージを一緒に迎えられる喜びでいっぱいです。

    ハリケーン「マイケル」が襲ったときに離れた場所にいたJasonさんとKaren夫妻。家族を再開させたのは、オープンホームのホスト、BobさんとJuanさんでした。

    2018年10月、熱帯低気圧が米フロリダのパンハンドル上空でカテゴリ5級のハリケーンに発達したのを受け、JasonさんとKarenさんは急きょ子どもたちを連れてオーランドに避難することにしました。

    一家は、海から約5kmのフォート・ウォルトン・ビーチに住んでいます。「フロリダの人間はみんなハリケーンに慣れていて、ちょっとやそっとのことでは動じません」とJasonさんは言います。「強いカテゴリ3かカテゴリ4になるまでは、まったく気にもかけません。でも、このハリケーンはカテゴリ5。もう考えるより先に 全員で逃げることにしました」

    避難を覚悟

    地元の高校で演劇を教えているKarenさんも、「2日間連続で臨時休校という異例の通達が回ってきて、これはただごとではないと思いました」と言います。何かあったときのことを思うと、全員一緒にいたい気持ちでいっぱいでした」

    ハリケーン「マイケル」は風速毎時約241キロに達してフロリダ中部に上陸。屋根が吹き飛ばされ、高速道は高波で冠水し、倒木で送電線が破壊され、地域一帯が危険な状態にさらされました。ちょうどその頃Jasonさんは10時間離れた場所に出張中で、Karenさんは2人の息子と家にいました。避難しようにも、近くの避難所はもう満杯状態で、ホテルは高すぎることがわかり、一家は途方に暮れました。

    「ホテルのアプリを確認したのですが、どこもすぐに予約で埋まり、料金も急激に上がって手が出ませんでした。それでAirbnbアプリを開いてみたんです」とJasonさん。「今はホテルより先にAirbnbを確認するのが、我が家の避難プランになっています。嵐から逃げようとして、道路で立ち往生することだけは避けたいものです。逃げ遅れるほど道は混雑しますから」とJasonさんは言います。

    ダメ元でスマホのAirbnbアプリを開くと、「ご自身やご家族がハリケーンでお困りではないですか?」と通知が表示され、被災者に無償宿泊施設を紹介する「オープンホーム」というプログラムがあることをJasonさんは知りました。探してみると、3寝室、3バスルームの宿泊施設が見つかりました。車で移動可能な圏内にあり、家族が落ち合うにもぴったりの立地でした。

    オープンホームのホストのもとに避難場所を得る

    JasonさんとKarenさんは、フロリダ中部オーランドのすぐ南にあるAirbnbの宿泊施設で無事落ち合うことができました。この場所は、ディズニーワールドの近くということもあって、普段からかなり人気のあるスポットです。リスティングは、ゆったりとした海を感じるインテリアで、家具はジュエルトーン、壁も明るい色で統一されていました。

    2016年に同プログラムで宿泊施設を無償提供して以来、同性婚カップルのBobさんとJuanさんはハリケーン「イルマ」と「マイケル」で被災した家族を何組か受け入れてきました。人生を共にして10余年、結婚してからは7年目のお二人ですが、宿泊施設の管理は定年退職したBobさんが担当しており、Juanさんは最近LGBTをテーマとしたエクアドル旅行を取り扱う旅行ビジネスを立ち上げたところです。2人は、これまでに世界35か国/地域から2,000人以上のゲストを受け入れてきました。

    「着いた瞬間、家に帰ったような気分に包まれました。自宅のことはもちろん心配でしたが、そのストレスが少し軽くなり、ありがたかったです。プールはうれしいサプライズでした」とKarenさん。

    一家はここに3泊し、嵐が勢いを増す様子をニュースで見守りながら、家族で休息をとることができました。「ストレスのかかる状況ではありましたが、支えてくれる人に出会えて本当に励みになりました。しかもアプリ1つで、これが全部実現できるんですよ。すごいことです」とJasonさんは言います。

    BobさんとJuanさんはその頃フォートローダーデールの自宅にいましたが、遠くからでも十分支えになることができました。Juanさんは、Jasonさんと密に連絡を取り続け、家族の様子をこまめに確認しました。「受け入れる以上は責任がありますからね。いくら被災地より状況がましでも、避難中に万一のことがないとは限りませんし、こちらも無事を祈る気持ちになります」とBobさん。

    ハリケーンシーズンに向けて準備

    JasonさんとKarenさんはいつもハリケーンの季節になると、日持ちする食材を蓄え、バスタブに予備の氷と水を貯めて万一に備えます。「いざ嵐が近づいてからではもう遅いんです。みんな店に殺到して、どの棚も空っぽになります。我が家では、停電に備えて電池、懐中電灯と、携帯充電用の手回し発電機も常備しています」とKarenさん。

    JuanさんとBobさんは通常のAirbnbゲストと分け隔てなく、JasonさんとKarenさん一家を迎え入れました。「旅行中に自宅のようにくつろげる場所に滞在したいのはみんな同じ」と避難中もその思いは変わらないと指摘するJuanさんは、「清潔で、心から歓迎され、安全を実感できる場所を用意する必要があります」と言います。

    ハリケーン後の自宅に戻る

    JasonさんとKarenさんが戻ったのはその週の終わりのことでした。幸い自宅には大きな被害がなく無事でしたが、周辺には無残に破壊された家も多数ありました。「復興再建には何年もかかると思います。もうニュースでもほとんど報じられなくなっていますが、家を失って、いまだにパナマシティのテント設営地で暮らしている人々もいます」とJasonさんは状況を説明します。ハリケーン「マイケル」では死者の数は確認されただけでも36人に上り、地域を襲ったハリケーンとしては1992年以来、最悪の被害を出しました。

    「見返りを期待せずに誰かを助けることで、大切な何かが得られるように思います。Jasonさんは何度も宿泊料金を支払うと言ってくれました。でも、自宅にはいられない状況ですし、お手伝いしたいんです、とお伝えしました」とJuanさんは言います。

    「自分たちだって同じ立場だったら、オープンホームに泊まれることがわかればうれしいですからね」とJuanさん。

    広がり続けるコミュニティに参加して、支援の輪を広げましょう。

    本記事の記載内容は、公開後に変更されている可能性があります。

    注目ポイント

    • オープンホームプログラムを通じて、ホストのBobさんとJuanさんは、ハリケーン「イルマ」と「マイケル」の到来時に、被災者に無償で宿泊施設を提供しました

    • ハリケーン「マイケル」の到来時に離れた所にいたある家族が、BobさんとJuanさんの宿泊施設で再会を果たしました

    • Airbnbホストが、今後の計画を立てる家族のためにくつろげる避難所を提供しました

    Airbnb
    2019年8月26日
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