ホストアドバイザリーボードのご紹介、Pascale Hassonさん
注目ポイント
ホストアドバイザリーボードメンバーのPascale Hassonさんが、自分と違うことに関心がある人々との出会いなど、ホスティングがもたらす多くの利点について説明してくださいました
また、ホストアドバイザリーボードが新しいマーケティング特別委員会とAirbnb.orgにどのように携わっているかについても共有してくださいました
ホストアドバイザリーボードの2021年の活動状況はこちらでご確認ください
みなさま、こんにちは。
フランス、ボルドー在住で、スーパーホスト兼ホストアドバイザリーボードメンバーのPascaleです。ホストアドバイザリーボードでは、毎月最新情報に加え、メンバーについて知ってもらえるようにちょっとした情報をご案内しています。
今回は、私が歩んできたホスティングの道のりについて詳しくお話しし、ホストアドバイザリーボードの取り組みについてお伝えします。
新しいことに挑戦する
ホストになる前は、Airbnbを利用して8年間一人旅をしていました。現地の人々とつながりを持つことがとても好きで、多くのホストの方々のおかげでさまざまなコミュニティを体験でき、素晴らしい経験をしました。
友人がパリでホスティングをしていて、Airbnbでホスティングするのは簡単だと教えてくれました。自宅に戻ってから、旅行者との交流がなくなったのがさみしかったので、Airbnbでホスティングをはじめてみることにしました。それ以来、既に5年近くホスティングしています。
アーティストであることは必ずしも楽ではないため、ホストになることは経済的により安定を得るための手段でした。自分の都合に合わせて予定を組めるのも非常によい点です。
ボルドーにホストコミュニティがあることにすぐに気が付き、ほかの2人のスーパーホストと一緒にホストグループの立ち上げを手伝いました。 最初は17人のホストしかいなかったのが、2年間で350人近くにまでコミュニティが拡大しました!
フランスのホストは、コミュニティに還元することを非常に大事に考えています。たとえば、ビーチの清掃を手伝ったり、新型コロナウイルスの世界的大流行の中、多くの学生が職を失ったため、食べ物を寄付したりなど、各自が活動しています。
芸術に対する情熱を共有する
ホストのみなさまへのアドバイスは、自分らしくいることです。自分のお部屋やアパートを誇りに思いましょう。自分が作りあげたものであり、リスティングには自分自身が反映されているため、ご自分の一部だといえるからです。
アーティストという職業柄、お部屋の飾りつけは得意なほうで、ほかの場所では見たことがないような特別な絵や彫刻を飾るのが好きです。芸術は、言葉を用いないで人とつながる方法です。
ゲストルームに絵画をたくさん飾っているため、周辺エリアで展示会が開催されていないか、ゲストから質問を受けることがよくあります。開催中の展示会の情報をゲストと共有できるのはうれしいです。アーティストに会いたいと言うゲストには、地元のアーティストを紹介することだってできます。ゲストとの意外なつながりを見つける
Airbnbでのホスティングを通じて、本来であれば出会っていなかったかもしれない、自分とは異なる趣味を持つ人たちと出会うことができています。
はじめての海外からのゲストは香港のシェフで、こちらで料理を学ぶあいだ、うちに滞在していました。私自身はあまり料理は得意ではないのですが、ゲストの滞在中はとても楽しい時間を過ごしました。あれから4年が経ちましたが、今でも連絡を取り合っています。ゲストの家には、私が描いたスケッチや絵画が飾ってあります。
ホストであることは今やライフスタイルの一部であり、絶え間なく刺激を得られていることを本当にありがたく思っています。そして、ホスティングは世界やほかの人々とつながるための方法でもあります。
ホストアドバイザリーボードの最近の取り組み
先月は、同じくボードメンバーであるPeterさんから、多様性と居場所づくりのための取り組みやコミュニティサポートのアップグレードについてホストアドバイザリーボードから助言を提供している旨をお伝えしました。7月の最新情報は以下のとおりです。
マーケティング特別委員会の設置
- ホストのみなさまからのフィードバックをもとに、グローバルホスティング責任者であるキャサリン・パウエル氏が、ホストアドバイザリーボードのメンバー、およびAirbnbマーケティング部門のシニアリーダーから構成される新しいマーケティング特別委員会を編成しました
- 本委員会の目標は、Airbnbがどのように表現されるかという点に関して、ホストの声が確実に反映されるようにすることです
- ホストアドバイザリーボードは、マーケティングチームと協力の上、キャンペーンを見直し、進行中のプロジェクトについてフィードバックを提供していきます
- Airbnbのマーケティングチームやクリエイティブチームと最初に見直すのは「ホストのおもてなしがもたらす、特別な旅」の今後のコマーシャルで、方向性について話し合う予定です
Airbnb.orgとの連携
Airbnb.orgは、緊急事態発生時に避難・滞在先やリソースを提供する人々を支援する国際的な非営利団体です。もともとはオープンホームプログラムからはじまり、最近では医療・救護従事者向け宿泊先も提供しています。
活動の一例にフランスの「#appartsolidaire」という取り組みがあります。新型コロナウイルスの感染拡大を受け、封鎖措置が取られている中で、フランスのホストコミュニティは介護者が大事な人を危険にさらさなくてすむように、3,000人を超える介護者に対して休養できる滞在先を提供しました。そして、ボルドーではホストの方々が115件もの宿泊施設を無償で提供しました。このように美しく思いやりのあるコミュニティの一員であることを非常に誇りに思っています。
ホストアドバイザリーボードが、Airbnb.orgと協力して行っている取り組みは次のとおりです。
- Airbnb.orgプログラムで今後予定されている変更点についてアドバイスを提供しました
- 予定されている変更により、世界中のAirbnb.orgのゲスト(自然災害やその他の緊急事態の影響を受けた方々を含む)に、避難・滞在先を提供する際のホストのユーザーエクスペリエンスが向上します
- また、Airbnb.orgチームに、Airbnb.orgの「緊急事態発生時に避難・滞在先やリソースの提供をサポートする」というミッションにホストがどのように貢献できるか、さまざまな観点やアイディアを提供しました
地元コミュニティを支援できる方法のひとつは、SusanさんやMerrydithさんといったホストアドバイザリーボードのメンバーと一緒に、 Airbnb.orgを通じて無償 で避難・滞在先を提供するための登録を行うことです。
これまでのホストアドバイザリーボードの取り組みについて詳しくはこちらからご確認いただけます。今後もボードメンバーから最新情報とヒントを毎月提供してまいりますのでお見逃しなく。
注目ポイント
ホストアドバイザリーボードメンバーのPascale Hassonさんが、自分と違うことに関心がある人々との出会いなど、ホスティングがもたらす多くの利点について説明してくださいました
また、ホストアドバイザリーボードが新しいマーケティング特別委員会とAirbnb.orgにどのように携わっているかについても共有してくださいました
ホストアドバイザリーボードの2021年の活動状況はこちらでご確認ください