おすすめの結果を表示するには次に進んでください

    ホスト夫妻が自身の農場を宿泊先として提供し、農業の将来ビジョンを提案

    ほかの農家にもファームステイの受け入れをはじめてほしいと願う2人のホストの話。
    投稿:Airbnb2021年2月11日
    1分で読めます
    更新日:2021年4月28日

    注目ポイント

    • 完全にオフグリッドな羊飼いの小屋ではファームステイを満喫できます

    • 農場経営者であるホストは、ゲストと交流しながら、美しい風景や伝統を共有できることを楽しんでいます

    • ファームステイのホスティングは新たな収入源となりました。体験のホスティングも計画中です

    ファームステイのホストNigelさんには、長い間放浪癖がありました。イギリスのイースト・サセックスにある実家の羊農場を離れ、ロンドン、スペイン、アルゼンチンを転々としました。また、世界中を旅する中で数多くのAirbnbリスティングに滞在し、地元の人のように暮らしたと言います。やがて、実家が営む農場をなつかしみ、導かれるように戻ってきました。

    2014年、Nigelさんは農場経営について学ぶため、6週間かけてスクーターでイギリス国内を周りました。その旅の間、かつて羊飼いたちが羊とともに移動するときに数世紀もの間使用していた車輪付きの小さなワゴン「羊飼いの小屋」に何度か滞在しました。「とても刺激を受けました。この風景の中には、こういった羊飼いの小屋が常にあったんです」と語るNigelさん。

    「この風景の中には、こういった羊飼いの小屋が常にあったんです」
    Nigel, farm stay host, England

    Nigelさんは、実家が営む農場に戻り仕事のコツを覚えると、ほかの農家の成長も手助けしたいと考えるようになりました。家族が2つ目の農場を近くに購入すると、Nigelさんと妻のHannahさんはその農場に「Modern Barn Farm」という名前をつけました。そして、敷地内に家を建てている間にふたりが住めるようにと、Nigelさんのおじさんが羊飼いの小屋をつくってくれました。

    家が完成すると、それまで住んでいた羊飼いの小屋を敷地内の静かな場所に移動し、再生利用した家具や、友人にオーダーメイドでつくってもらった家具を設え、Airbnbに掲載しました。羊飼いの小屋でホスティングすることは、サステナブルな未来を目指すふたりにふさわしい、理にかなった次なるステップだったと言います。

    さらにサステナブルな未来を心に描く

    Nigelさんはその執筆と写真撮影のスキルを活かし、Instagram、そしてサステナブルな食生活について伝えるために2014年に自身が創刊した独立系の農場経営マガジン『Indie Farmer』でHannahさんとの暮らしや活動を紹介しています。

    Nigelさんが目指しているのは、羊飼いの小屋でゲストをもてなし個人農場での日々の暮らしを綴ることで、多角的でサステナブルな新しい農業のありかたをシェアすることです。

    「Modern Barn Farmをたくさんの人たちに知ってもらうことが私たち夫婦の夢でした」とNigelさん。「私たちは農業と人が大好きなんです」人々はかつてないほどに「自然とのふれあいや、自分たちが口にする食物の生産地」について関心を持つようになっているとNigelさんは言います。

    「Modern Barn Farmをたくさんの人たちに知ってもらうことが私たち夫婦の夢でした。私たちは農業と人々が大好きなんです」
    Nigel, farm stay host, England

    ふたりの目標は農場を維持することだけではありません。農場で働く人々の生活を守ることも視野に入れています。NigelさんとHannahさんは、Airbnbホストになることで、農場の暮らしをゲストに紹介しながら、その貴重な収入をもとに農場を多角化できることをほかの農家に伝えたいと考えています。

    ホップからハット(小屋)へ

    NigelさんとHannahさんは、ふたりが所有する農場「Hop Garden」の人通りが少ない野原に羊飼いの小屋を移動しました。そこはひと気がないとは言え、散策路にほど近く、観光客に人気のクーデン・ビーチまで車で15分という好立地。

    Nigelさんは「目の前に広がる風景の開放感がたまりません」と『Indie Farmer』の記事に書いています。「森に囲まれたこの場所は、自然に触れるのにもうってつけで、シカが草をはむ様子やここに住む猛禽類を見ることができます」

    NigelさんとHannahさんは小さな駐車スペースでゲストをお迎えし、そこからは荷物を手押し車に載せて、少し先にある羊飼いの小屋まで歩いて案内します。

    「雨の日には最高の音を奏でる」とNigelさんが絶賛する波型のブリキ板でできた小屋の中で、ゲストは100年以上前の人々の暮らしを体験することができます。小屋の中には小さな薪ストーブ、下が収納スペースになっているダブルベッド、本やボードゲーム類、小型の食料棚、2人用のテーブルがあります。

    この羊飼いの小屋は完全にオフグリッドで、Wi-Fiはもちろん、電気もありません。室内を照らすにはろうそくとランタンを使い、水道を使うには小屋の外に出て、用を足したいときには古い馬用トレーラーの中に設置したバイオトイレを使わなければなりません。農場で採れた新鮮な食材を調理するときには、外のたき火で調理します。

    ファームステイを超えるホスティング

    NigelさんとHannahさんが提供する羊飼いの小屋はとても質素です。それにも関わらず、リスティングを掲載してすぐにいくつか予約が入り、当初から「思っていたよりもずっと広かった」「ほかにはない魅力的な空間」「(アメニティのおかげで)キャンプのいいとこ取り」など、素晴らしいレビューを残してもらえました。

    ホスト夫妻はゲストとの交流も楽しんでいます。初めてお迎えしたゲストとは、農場で採れた食材で作ったハンバーガーを焚き火を囲んで一緒にほお張りました。「人々の暮らしは、農場や食料生産の現場から大きく断絶されています。しかし、ゲストを見ていると、そうしたものと繋がりたいという気持ちにあふれていることがわかるんです」とNigelさんは言います。

    園芸を学んできたHannahさんは、野菜や花の育て方を教えています。夫妻は現在、羊の出産の手助け、ガーデニング、野草を愛でる散策、収穫したばかりの食材を味わうディナーなど、さまざまな農場体験のホスティングも計画中です。

    「このささやかな農場と個人農場のライフスタイルを、羊飼いの小屋に滞在してくださるゲストと共有するのが大好きなんです」とNigelさんは言います。「 ゲストが来て、楽しい時間を過ごしてくれると、この農場がとたんに生き生きとしてくるんです。さまざまな農場体験を提供するのが今から楽しみで仕方ありません。農業はアグリカルチャーと言いますが、そのカルチャーの部分が私たちの大切にするところなんです」

    「 ゲストが来て、楽しい時間を過ごしてくれると、この農場がとたんに生き生きとしてくるんです。さまざまな農場体験を提供するのが今から楽しみで仕方ありません。農業はアグリカルチャーと言いますが、そのカルチャーの部分が私たちの大切にするところなんです」

    ファームステイのホスティングをしてみませんか?

    注目ポイント

    • 完全にオフグリッドな羊飼いの小屋ではファームステイを満喫できます

    • 農場経営者であるホストは、ゲストと交流しながら、美しい風景や伝統を共有できることを楽しんでいます

    • ファームステイのホスティングは新たな収入源となりました。体験のホスティングも計画中です

    Airbnb
    2021年2月11日
    役に立ちましたか?

    こちらもおすすめ

    こちらもおすすめ

    ほかのトピックを見る