非常時に緊急の一⁠時⁠滞⁠在⁠先⁠を提⁠供す⁠る方⁠法

Airbnb.orgを知り、ホスティングや寄付を通じてご支援ください。
投稿:Airbnb2023年7月6日
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更新日:2023年7月6日

自然災害や大規模な紛争によって避難を余儀なくされた場合、最も緊急なニーズのひとつは滞在先を見つけることです。短期滞在先を確保できれば、人々はほかの優先事項に重点を置き、長期的な計画を立てることができます。みなさまは、緊急滞在先を提供したりAirbnb.orgに寄付したりすることで、変化をもたらすことができます。

Airbnb.orgとは?

Airbnb.orgは、米国内国歳入法第501条c項3号に基づく非営利団体で、Airbnbから独立して運営されています。この取り組みは、ニューヨーク・ブルックリンのホストShellさんが、2012年のハリケーン・サンディの被災者の方々にご自身のリスティングを無償で提供したことをきっかけにはじまりました。Airbnbはコミュニティ内のほかのホストの方々に支援を求め、1,000人を超える現地ホストのみなさまがハリケーンの影響を受けた方々に滞在先を提供しました。

Shellさんの行動に触発されて、Airbnbは緊急事態発生時に世界中のホストが滞在先を提供できるようにするプログラムを開発しました。本プログラムは、2020年に独自のミッションと取締役会を持つ非営利団体「Airbnb.org」となりました。

現在、Airbnb.orgは世界中の政府、NGO、人道支援団体と連携して、人々に一時的な滞在先を提供しています。寄付者からの資金提供を受け、Airbnbのテクノロジープラットフォームとホストのグローバルコミュニティを活用して、自然災害や紛争、その他の緊急事態に対応しています。

2012年以降、AirbnbとAirbnb.orgは、ウクライナからの難民やトルコ・シリア地震で避難を余儀なくされた方々を含む、300,000人近くの方々に緊急滞在先を提供してきました。過去3年間で、189か国の91,000人以上のホストが、ゲストを受け入れるための登録を行いました。支援の必要性はますます高まっています。

Airbnb.orgに寄⁠付す⁠るに⁠は⁠?

ゲストを受け入れる宿泊施設の有無にかかわらず、1回限りの寄付によるご支援は可能です。Airbnbで定期的にホスティングなさっている場合は、受取金ごとに一定の割合を寄付することもできます。いずれの場合も、寄付金はすべて緊急滞在先を手配する資金として使われます(Airbnb.orgの運営費用には充てられません)。

Airbnb.orgのホストにな⁠るに⁠は⁠?

Airbnbホストであれば、現在掲載中のリスティングを提供することも、別の宿泊施設で新しくリスティングを設定することもできます。Airbnb.orgを通じ、リスティングを無償または割引料金で提供することが可能です。

また、Airbnb.org限定のホストとして登録することも可能です。つまり、緊急滞在先を必要とするゲストのみを受け入れられます。この場合、リスティングは無償でのみご提供になれます。

Airbnb.orgのゲストは、滞在費用を負担しません。予約は寄付金によって賄われます。リスティングを無償または割引料金で提供することが、寄付金を使ってより多くの人々に緊急滞在先を手配することにつながります。

Airbnbは、Airbnb.orgでの滞在にかかるサービス料を全額免除します。予約は、ホストのためのAirCoverによって保護されます。

Airbnb.orgのゲストとは?

Airbnb.orgのゲストは、多くの場合、非常時の対応や難民の再定住支援を専門とする団体から紹介または、サポートを受けている方々です。ゲストは、緊急滞在先の利用をAirbnb.orgに直接申請することはできません。

緊急滞在先を利用できるゲストには、以下の方々が含まれます。

  • 大規模な災害の被災者、およびそうした災害に対応するために公的機関から派遣された医療救護活動従事者。

  • 難民の認定を受けている、または、亡命、特別移民ビザ、同様の人道的目的でその他の移民ステータスを申請中の方々。

要件を満たすゲストは、緊急滞在先を予約するためにAirbnb.orgの旅行クーポンを受け取ることができます。または、非営利団体パートナーがゲストに代わって予約を行い、ホストとのコミュニケーションを管理することができます。

ホストのみなさまは、緊急事態発生時に、支援を必要とする方々に快適な滞在先を提供できます。ベルリンに滞在するAirbnb.orgのゲストDimaさんは、2022年にウクライナを離れました。「最初の数日間は、胸がいっぱいでした」とDimaさんは言います。「安全な場所にいられることと、多くの方々が自分を支えてくれているという実感と、どちらも計り知れない安らぎを与えてくれたのです」

Airbnb.orgのサポーター⁠で⁠あ⁠るこ⁠と⁠はゲ⁠ス⁠ト⁠にわ⁠か⁠りま⁠す⁠か⁠?

はい。無償または割引料金で緊急滞在先を提供する登録を行う、または、受取金から定期的な寄付を行うよう設定すると、ホストプロフィールに Airbnb.orgサポーターバッジが表示されます。

世界には、紛争や災害で住む場所を失った方々が非常にたくさんいらっしゃいます。緊急滞在先を提供するために自宅を開放したり、寄付したりすることで、難民、被災者、医療救護活動従事者の生活に有意義な変化をもたらすことができます。

Airbnb
2023年7月6日
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